家がゴミ屋敷になる前に
収納や片づけは、ライフスタイルによって見直す必要があります。
家族は増えたり減ったりします。
子どもたちは独立し、夫婦は年老いて、悲しいことですが、いずれはどちらかがひとりになることも想定して、持ち物は厳選し、収納は使い勝手よくしておく必要があります。
物の捨て時や片づけ時を逃がすと、ゴミ屋敷で暮らさざるを得ない状況になってしまうこともあります。
収納や片づけの見直し時とは?
若い世代なら結婚、出産、引っ越し、転勤、マイホームの購入、熟年世代なら子どもの独立、定年などが収納や片づけの見直し時です。
生活をしていく中で不便や使い勝手の悪さを感じた時が、収納や片づけの見直しのチャンスです。
高齢者と言われる65歳くらいまでに、明らかに不要と思えるものは処分しましょう。
日々生活をしていると、自然に持ち物は増えていくものです。
「もったいないから」と取っておき、ゴミ屋敷の中で暮らすことだけは避けたいものです。
子どもの独立後夫婦だけの暮らしになった時やシングルなら定年前が片づけ時
個人差はあるものの、65歳を過ぎると5年ごとに体力も気力も衰えると言われています。
脚立に上って高いところに収納する作業は危険なので、手を伸ばして届く範囲に収納するようにしましょう。
また、紙類の分別もその都度しないと、新聞や雑誌の中に大事なお知らせの書類が混じってしまうこともあります。
引き出しなどにラベルを貼って、大事なものは仕分けして保存する「片づけ癖」をつけておくことが大切です。
重要書類は一括管理する
不動産関係(家の権利書、契約書、住宅ローン関連)、預貯金通帳、保険証券、有価証券、貴金属類などは、一ヵ所にまとめて管理しておくようにしましょう。
不用品回収料金の大まかな相場
自治体などに不用品を出す場合、大型ごみなどのかさ高い物品は、指定の場所まで運び出しておく必要があります。
体力のない人にとって、タンスやベッド、ソファなどを運ぶのは困難な作業ですが、プロの業者に依頼すると、スムーズな搬出が可能です。
料金プランは業者によって様々ですが、荷物は少量だが、1人では処分できないテーブルやタンス等を処分したい方は2万円~3万円程度、大掃除の際に不要となった家具や家電を何点か処分する場合は5万円~6万円程度です。
その他にも軽トラック積み放題プランなどもあります。
不用品回収の料金については、法律などで決められていないので、業者によって違います。
地元密着型の業者の中には、低料金で回収して暮れる業者もあります。
いずれにしても、ネット上で不用品回収料金の相場を調べ、見積もりを取って検討し、納得のいく業者を選ぶようにしましょう。
一般の家庭で出た不用品を回収するには、「一般廃棄物処理業許可」が必要になるので、依頼する際は、許可書の確認をしておきましょう。
まとめ
生活年数が増えるに従って、荷物が増えることは当然のことです。
いつもシンプルで清潔な暮らしを続けるためには、ライフスタイルによって収納や片づけを見直す必要があります。
タイミングよく持ち物を減らしたり、収納の工夫をすることで、将来的に住まいがゴミ屋敷化するのを防ぐことができます。
お小遣いの宝島
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発行情報
[発行者] やまいち
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