近所付き合いは上手く出来てんすか?
昔は「遠くの親戚より近くの他人」と言って、ご近所づきあいを重視していましたが、近頃では引っ越しのご挨拶もないことがあり、隣にどんな人が住んでいるのかもわからない場合もあるようです。
しかし、災害や突然のアクシデントで、ご近所に助けを求めなければならないこともあるかもしれません。
ご近所さんとは、深く立ちいらない程度のコミュニケーションを、ふだんからとっておくことをおすすめします。
ご近所付き合いのマナーの基本5つ
近所づき合いがある地域は、防犯力も高いといわれています。
気持ちの良いおつき合いをするには、まず必要以上のプライバシーに立ち入らないことです。次に自分から「おはようございます」「こんにちは」など簡単なあいさつを交わしましょう。状況によっては、頭を下げるだけでもOKです。
三つめはゴミ出しなどのルールは守ることです。四つ目は早朝や深夜の生活音に気をつけること、五つ目はペットを飼う場合の気配りや庭木の落ち葉の処理などです。
プライバシーに立ち入らない
価値観はそれぞれ違うので、根掘り葉掘り詮索するのはやめましょう。
また政治や宗教の話題は避けましょう。
ご近所のうわさ話などを聞かされても「よくわからないので」と逃げましょう。
あいさつをする
あいさつを交わすことは「あなたとは仲間ですよ。敵対心はありませんよ」と、アピールすることにつながります。
ご近所づき合いの基本の基は、あいさつです。
最低限、頭を下げるだけでもよいので、無視しないことは大事です。
自治会などのルールを守る
一番ご近所で問題になるのがゴミ出しのルールを守らなかったり、ゴミ当番なのに作業をしないことです。
諸事情でゴミ当番ができない場合は、自治会の班長さんなどに理由を伝えて、できる日や他に手伝えることなどを伝えて相談しましょう。
生活音に気をつける
お互いの生活のサイクルが違うと、早朝や深夜の生活音が気になることがあります。
職種によっては早朝に出かける人や深夜に帰宅する人もいるでしょう。
バイクや車の音、シャッターの音、楽器の音、テレビやオーディオの音など、さまざまな音が気になりだすと眠れない人もいます。
仕事上、時間帯が一般の人の就寝時間になる場合は、音の静かな乗り物にするなど工夫しましょう。
楽器の練習は8時までなどと、ルールを決めておくことも大事です。
ペットや庭木に注意をはらう
すべての人が動物好きとは限らないので、鳴き声や臭いが気になる人もいます。
時々は「ご迷惑をおかけしていませんか?鳴き声がうるさくないですか?」などと声をかけて確認するようにしましょう。
また、落葉樹の葉が隣の敷地に舞い込むことが多いようなら、かなり迷惑に思っている可能性もあります。
できれば大きなトラブルになる前に伐採するなどして、庭のリニューアルも検討しましょう。
集合住宅ならではのマナーの基本
集合住宅の場合は、一戸建て住宅よりも生活音に注意が必要です。
風呂、トイレ、洗濯機や掃除機の音、ドアの開閉の音、足音などが響きます。
夜の10時頃からは生活音に気をつけましょう。
小さい子供のいる家庭では、防音性の高いマットを敷くなど工夫するようにしましょう。
まとめ
ご近所づきあいのマナーは、相手への思いやりが大切です。
自分がされて嫌なことや、言われて不快に思うことは相手も同じです。
ご近所さんとの良好な関係を続けていくためには、相手の立場に立ったふるまいを心がけるとともに、プライバシーに立ち入らないことも大事です。
お小遣いの宝島
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発行情報
[発行者] やまいち
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