毎日の掃除楽にできていますか?
掃除をラクにする3つのルール
床面をなるだけ広くしておくことで、ラクに掃除機やモップがかけられます。
特に年齢を重ねると、家庭内での転倒事故で寝たきりになるケースが増えてきます。
床面に物が置かれていると掃除はしづらく、ケガはしやすくなります。
掃除をラクにするには、余分なものを増やさないためにも、物の指定席を決めることです。
二つめは、家電や家具を見直すことです。
そして三つめは、財産目録やエンディングノートを早めに書いておくことです。
絶対いるものは決まった場所に保管する
いるものがすぐに出てこないのは、物の指定席が決まっていないからです。
宅配物に使用する認印や梱包を解くハサミやカッターなどは靴箱の横のウエールポケットに入れておくなど、一連の段取りを考えて指定席を決めておくと無駄な動きが省けます。
コロナ以来、宅配物を玄関で開けて段ボールの中身だけを家の中に持って入る人が多くなっているようです。
「使ったらもとに戻しなさい」と、子どもの頃に言われた記憶があると思いますが、この簡単なことが大人になってもなかなかできないものなのです。
特に家族が共用する文房具類や、傷テープや綿棒、虫よけスプレーといったものは置き場所を決めて、使ったら元に戻すことが大事です。
個人的には、いざ出かける前にマスクや帽子、サングラス、手袋などが見当たらないことが何度もあるようなら、お出かけセットコーナーを作り、外出から帰ったら必ず元に戻すようにすると、バタバタせずにすみます。
絶対いるものは決まった場所に保管する癖をつけると、同じものを何個も買うこともなく、シンプルに暮らすことができます。
電化製品は進化している!上手に買い替えると電気代も安くなる?
古いエアコンは消費電力が高く、新式のエアコンに比べて1.2倍の電力がかかります。
また冷蔵庫に関しては、「少人数だから小さい冷蔵庫で十分、小さいほうが消費電力も少ないから」と思ってしまいがちですが、むしろ大きいサイズの冷蔵庫のほうが節電効果が高いのです。
新型家電は掃除方法もラクになっています。
家具や寝具の見直し
荷物置き場になっている大きなソファーや年代物の頂き物が入っているサイドボードなどの裏や下にはほこりがたまりやすくカビも生えやすくなります。
また、ほとんど使わないお客様用の寝具や座布団を押し入れに入れたままにしておくと、カビ臭くなってしまいます。
定期的に押し入れの掃除や寝具を干す必要がありますが、綿入れ布団だと重くて取り扱うのも重労働です。
軽くて暖かい布団を最小限のセットでそろえると、押し入れの湿気対策や掃除の手間が省けます。
財産目録やエンディングノートの作成に早すぎることはない
財産目録やエンディングノートは遺言のように法的な効力はなく、単なる覚書です。
現金、貯金通帳、株式、手形、国債、社債、小切手などの有価証券、土地、家屋などの所有権を証明する書類、生命保険の証書、家具、貴金属、骨董品、自動車など財産価値があるものです。ローンや借金などもあれば、書いておきます。
エンディングノートには、かかりつけの病院や、飲んでいるお薬、延命処置などについてや、もしもの時に訃報を知らせてほしい人の住所や電話番号、お葬式やお墓をどのようにしてほしいかなど、思いつくままに書いておきます。
掃除をラクにすることと、財産目録やエンディングノートを書くことは関係がないように
思えますが、掃除の目的はいるものといらないものを分け、いるものは保管しいらないものは処分することです。
例えば、使い終わった古い貯金通帳や退会したジムなどの会員カード、閉店したお店のポイントカードなどいらないものも大事に保管していても意味がありません。
整理をしていると、書けないボールペンや固まってしまった糊、サビたはさみなどもきっと出てくることでしょう。
財産目録やエンディングノートなど一番大事なことを作成して保管することで、机まわりも小引き出しもすっきり片づきます。
まとめ
年齢に関係なく身の回りをなるだけシンプルにしておくと、掃除もラクになります。
また、定期的に持ち物の見直しや買い替えをすることで、暮らしやすさが手に入ります。
財産目録やエンディングノートは掃除や片づけとは無縁のようですが、終活も言ってみれば身辺の整理整頓です。
人生の転機ごとに住まいを見直すのと同じ感覚で書き換えるのが理想です。
お小遣いの宝島
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発行情報
[発行者] やまいち
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