熱中症対策
熱中症を防ぐためには、こまめに水分と塩分を摂ることです。
暑いと汗をかきますが、汗によって水分や塩分が失われてしまい脱水状態になることがあります。
この時に、適切な水分補給や体の熱を取らないと、熱中症になってしまいます。
100円均一ショップには、体を冷やすグッズなどががたくさん販売されています。
お気に入りのグッズを手に入れて、熱中症対策をおこないましょう。
熱中症の3つの症状
熱中症は、3つの程度に分けられます。
・1度は、その場の応急処置ですむ程度です。
症状は、目まいや筋肉痛、こむら返り、大量の発汗などです。
・2度は、病院への搬送が必要です。
症状は、頭痛、おう吐、虚脱、倦怠感などです。
・3度は、病院への救急搬送とともに入院治療が必要です。
症状は、意識障害や痙攣、手足の運動障害、高体温などです。
睡眠中に起こりやすい熱中症
夏の熱中症の約4割は夜間に発症しています。
睡眠中は症状が自覚できないため重症化する恐れがあります。
脱水症状が進むと、血液の流れが悪くなり、ひどくなると詰まってしまいます。これが脳の血管でおこれば脳梗塞に、心臓でおこれば心筋梗塞になります。
寝る前にはコップ1杯の水を飲む習慣と、夜中にのどが乾いたらすぐ飲めるように枕元に水を置いておくようにしましょう。
また、熱がこもった夜間の寝室は、エアコンや扇風機を上手に活用しましょう。
100均で買える熱中症対策グッズ
・クールピロー
冷蔵庫で4時間ほど冷やしてから使用する、冷たいジェルタイプの枕です。
夜寝る時や疲れた時、お昼寝する時などに適しています。
・ネッククーラー
ジェルパッドで冷やすタイプの首巻です。
水にぬらすタイプもありますが、濡れるのが嫌な人はジエルタイプがおすすめです。
・瞬間冷却剤
小さめのサイズの瞬間冷却剤が3つ入っています。
使い方は、平らな所に置いて叩くと、中に入っている袋が破裂して顆粒の薬剤が水に溶けて冷却する仕組みになっています。
・冷感ミスト
着用する前の衣類にスプレーします。
水、メントール、エタノールの成分が、ひんやりします。
・保冷剤
冷やすと固まるタイプと、固まらないタイプがあります。
顔や体をクールダウンするのに使います。
首に巻いてクールダウンするだけでなく、打撲や捻挫にも効果的に使えます。
・ネッククールタイ
アイスジェルとセットで使えるネッククールタイは、首や脇の体温を一気に下げてくれます。
・汗拭きシート
ベタツキがとれ、すっきりします。
・飴類など
塩飴、レモン飴、梅干しなどが、塩分の補給に効果的です。
熱中症を予防する手づくりウオーター
・経口補水液
水1ℓ、砂糖大さじ3~4杯、塩小さじ3分の1杯、レモンのしぼり汁または、ポッカレモンなど大さじ2杯を混ぜます。
・梅干し水
梅干し1粒を1ℓの水に溶かします。梅干しには、クエン酸、ナトリウム、塩化カリウムなど熱中症予防に効果的な成分が多く含まれています。
・ミネラル麦茶
ミネラルは発汗によって不足するので、やかんで煮だし、意識して摂るようにしましょう。
まとめ
熱中症は水分不足だけでなく、睡眠不足や栄養不足からも起こります。
日々の暮らしに気をつけるとともに、100円均一の暑さ対策グッズを活用してみてはいかがでしょうか。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
発行情報
[発行者] やまいち
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